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【Oma遠足】
2022年の秋ごろから残りの人生で何をしたいか、
メンバーで集まって考えるようになりました。
コロナも背中を押しました。
自分のことで精一杯…自分さえよければいい…そんな
人生のラストではなくて
次の世代に何か少しでも残せるような時間にしたい。
そして自分も満たされて生きていたい。
そんな話になりました。
終活や生涯学習。
秋田県の少子化と超高齢化に少しでも何かできることがあったなら。
と、Oma遠足と称して由利本荘市の「あきた森の保健室」へ。
そこで「ナラティブブック秋田」のことを教えていただきました。
ナラティブブック秋田は、由利本荘市の医師・伊藤伸一先生を中心に生まれた取り組みで、その活動は秋田県医師会が推進する活動となり、医療や福祉、介護に関わる多職種の方々が参加する取り組みとなっています。
病気になると医療や介護の関係者と接点が生まれます。そして患者さんの周りにはご家族がいて、見守る輪ができていきます。
しかし患者さんは体調の悪さや、心配をかけたくない思いから周りに口を閉ざすという選択をしがちです。見守る側にも不安や悩みが生まれていきます。
ナラティブブック秋田は、そんな患者さんやご家族によりそう仕組みです。
まず ナラティブブックというICTツールに患者さんの情報を書き込むことができます。
体調、お薬、病気の質問だけではありません。いま嬉しいこと、したいこと、日々の暮らしのこと、自分の想いを書き込むことができます。見守る方々も…患者さんの様々な情報や写真、動画などを投稿できます。
それらが紡いでいるのはナラティブ=患者さんのものがたりです。
そのものがたりを大切に「患者さんを支える」それがナラティブブック秋田という仕組みなのです。
ただ一つ問題が。
ということで、即席で「あきた森の保健室」の小野まゆみさんが色々とご指導、相談にのってくれました。
なかなか、登録までの流れはスムーズではありませんでしたが、
これから徐々に投稿へと進んでみんなで繋がるのが今年度の目標です。